初日の出(如意ヶ岳)
新年あけまして、
おめでとうございます。
昨年は特に後半あまり更新できて
いませんでしたが、
今年はもう少し更新しようと
考えています。
でもFacebookもやってみたいとも
考えていますので、どうなるのでしょう・・・。
さて、初日の出を見ようと
如意ヶ岳に行ってきました。
如意ヶ岳は大文字山のほぼ東に
位置する山なので、
銀閣寺の横から大文字山経由で
上る人が多いんですが、
今朝は少し出足が遅かったので、
法然院の少し南にある霊鑑寺のすぐ南から
東に向かって上っていきます。
銀閣寺の市営駐車場に車を停めて
歩き始めたのが5時45分。
日の出が7時5分なので、
1時間20分しかありません。
間に合いそうな気もしますが、
間に合わなければせっかくの早起きが
無駄になっては困るので、
できるだけ急いで歩いていきます。
東山トレイルの入り口から
当然ですが真っ暗になり、
思うように速く歩けません。
でもそれがかえってオーバーペースに
ならずによかったです。
LEDヘッドランプの明かりがあまり強くないので、
予備に持ってきたマグライトと両方で
照らして上っていきます。
このコースは踏み跡がしっかりついていますし、
何度も歩いたことがあるので
昼間なら迷うことはないようなコースですが、
真っ暗なので、ほんの一瞬ですが2度ほど
迷いました。
途中、人工林の中で上から
ガサッ!
という音が聞こえました。
リスにしては大きい物音です。
それに、リスがスギの木に登ることは
まずありません。
しかも夜明け前。
たぶんムササビでしょう。
姿を見たかったですが、
時間がないので先を急ぎます。
桜門の滝を越えて振り返ると、
京都市街地の夜景が
とてもきれいでした。
でも撮影している余裕はありません・・・。
トレイルの入り口から30分ほどで
稜線に着き、少し北上すれば大文字山の
三角点(火床ではない)ですが、
如意ヶ岳を目指して東へ進みます。
ここまで来ればあまりアップダウンがなく
楽に歩いていけます。
ただ、ここから先の道は迷いやすいので、
もし初めて初日の出を見に行かれるなら、
明るいうちに必ず下見をしていただきたいです。
稜線から20分ほどで如意ヶ岳の山頂です。
ここは大阪空港の施設があり、
立入り禁止になっています。
そのため、ここを迂回しないと
いけません。
以前書いた記事に写真を載せています(こちら)。
迂回するのはめんどくさいのですが、
稜線までを飛ばして歩いたので、
時間は余裕があります。
ゆっくり歩いていきます。
と思っていたら、
木々の間から下界の
きれいな夜景がちらちら見えます。
しかも東の空が赤み始めてる!
日の出にはまだ時間がありますが、
急いで日の出ポイントに
かけつけました。
すると、既に3人の方が
日の出を待っておられました。
夜景と赤み始めた空を撮影していましたが、
暗いのでうまく撮れませんでした。
日の出を待っている間、ずっと
シロハラの声が聞こえていました。
冬鳥の声を聞くのはうれしいもんです。
この日は少し曇っていたので、
日の出時刻より少し遅れて
真っ赤な太陽が輝きました。
ほんまにきれいでした。
真っ暗な中、早起きして来てよかった。
川のように見えるのは琵琶湖の南側です。
近江大橋と琵琶湖プリンスホテルも見えます。
撮影した後、家族の健康や
今年の願いをお祈りをして
引き上げます。
元旦の火床からの眺めを見たくて、
少し遠回りですが、大文字山の
火床を経由して下山しました。
途中の大文字山の三角点には
10人ぐらい人がおられました。
ここからも日の出が見えるんだと
思います。
火床までの道ではツグミの声が
いくつか聞こえました。
シロハラとツグミという冬鳥の声を聞けて
うれしかったです。
火床には結構たくさんの人がいました。
小学生ぐらいの子どもの集団もいます。
にぎやかでした。
火床からの景色は格別でした。
写真ではあまり分かりませんが、
元旦だけあって、今までで一番
空気が澄んでいるようでした。
一人なのに「うぅわ、めっちゃきれい!」と
口走っていました。
さて、急いで下山です。
今日はこれから大阪の友人を
鞍馬山に案内するんです。
その模様はまた明日!
今年もどうぞよろしくお願いいたします!!