Kyoto Nature Hiking -京都の自然、ハイキング情報-

京都の自然やハイキング情報について、京都市在住の森林インストラクターが書くブログです。3児の父。親子で山も歩いています。年に何度か日本アルプスも。

瓜生山

3連休の中日、

家族で瓜生山に行ってきました。

 

今回は二手に分かれて、

バプテスト病院裏から入山組と

曼殊院の横から入山組に分かれました。

 

妻と上二人をバプテスト病院近くで下ろし。

僕は娘と曼殊院の近くに駐車。

曼殊院の横から入山。

 

林道を少し登ってヒノキ林。

樹皮がめくられていました。

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檜皮葺きに使うんかな。

 

林道はあまりおもしろくないので、

たまたま見つけたけもの道を

近道に使ってみました。

 

距離は短縮できました。

ちょっとだけ時間短縮できたかな。

 

林道を登り切ると、広場に出て、

そこから登山道を尾根歩き。

 

林道で登りが続いていたので、

平坦な登山道で

娘はスキップしていました。

踏み固められていて歩きやすいね。

 

曼殊院から約1時間で瓜生山山頂に到着。

バプテスト組は10分ほど前に到着したようです。

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ここに瓜生山城の本丸があったんでしょうね。

広い平坦な場所は人間が関わっていた証拠です。

山頂広場の南側から少し下りた所にも

水平な場所がありました。

何か建物があったんでしょうね。

 

山頂でゆっくり昼食をとり、

下山する雲母坂へ向かって出発。

 

山頂から少し下った道。

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落ち葉の道です。

 

紅葉は所々していたんですが、

お見せできるような写真はありませんでした。

まぁ全体的にはこんな感じです。

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少し歩いて動物の糞。

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タヌキの溜め糞でしょうか。

カキの種がたくさんあります。

 

曼殊院へ向かう林道の分岐で

マウンテンバイクの集団が休憩していました。

最後に比叡山側から下って来た1台が

坂道を下りてきて広場で急ブレーキ。

先頭を歩いていた娘がびっくりしました。

 

慣れた方達のように見えましたが、

登山者にとっては危険以外の

何者でもありません。

 

八瀬からケーブルで上がれて、

後は下りてくるだけですので、

楽なんでしょうが、

登山者にぶつかったりしないのは当たり前。

少しでも恐怖を感じさせることがないよう

くれぐれも注意してもらいたいです。

自転車と言えど、スピードが出ていれば凶器です。

万が一ぶつかって、相手が子どもで、

打ちどころが悪ければ大事故になります。

 

前にも書きましたが、ケーブルに

マウンテンバイクを載せるの

何とかなりませんかね。

 

雲母坂へ向かって少し登ります。

倒木にヒラタケ。

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こんな小さなのが一つだけでしたので、

そのままにしておきました。

群生していたら、もちろんいただきます。

 

お茶の花としても使われる

サルトリイバラの赤い実。

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こんなにたくさんあるのは珍しい。

 

別角度から。

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たくさんあったので、

せっかくですので少しかじってみました。

少し甘みはあるものの、

中身はスカスカでおいしくはありませんでした。

 

別名の「山帰来」について

興味深い記事。

山帰来

色んな説があり、

この赤い実に薬効があるものと思っていましたが、

薬効があるのは根茎のようですね。

 

 

一周トレイルの分岐でバッタ。

何の幼生でしょう。

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水飲対陣碑近くのビューポイントまで

向かいます。

ここから水飲対陣碑まで久しぶりに

歩きましたが、何度かアップダウンを

繰り返すんですね。

一度だけだったような記憶でしたが、

谷の沢を3回渡りました。

 

瓜生山の山頂からゆっくり歩いて

1時間半ほどで到着。

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今日はここが最高点。

おやつを食べて下山します。

 

修学院離宮の東端(?)に出会った辺りで

「尾根道」と書いた小さな看板を発見。

雲母坂の谷道は狭くて石がゴロゴロしていて

好きやなかったので、迷いなく尾根道を下山。

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とても快適でした。

いつもの谷道の上を歩きます。

今度からここを歩く時は

この尾根道を歩こう。

 

登る場合は、

この堰堤のような場所から左後方を見ると

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こんな階段があります。

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ここを登ると尾根道です。

何も書いてありません。

 

出発から休憩含めて

約4時間。無事下山しました。

 

最近は上二人が山へ行きたがらず、

家族で山を歩くのは久しぶりでしたが、

年に1,2回は家族で山を歩こう!