Kyoto Nature Hiking -京都の自然、ハイキング情報-

京都の自然やハイキング情報について、京都市在住の森林インストラクターが書くブログです。3児の父。親子で山も歩いています。年に何度か日本アルプスも。

桃山~吉兆山~沢山

娘(5歳)と桃山~吉兆山~沢山と

歩いてきました。

 

桃山に向かうある入り口から少し進んだところに、

「立入禁止」の手書き看板がありましたので、

どこから入ったかは書きません。

 

途中で少し迷いましたが、

おかげでリスに遭遇しました。

写真を撮る間がありませんでしたが、

娘が初めてリスを見れたので

よかったです。

リスはいつ見てもかわいいです。

 

この山でもアカマツは大量に枯れています。

枯れ始めたマツにつくヒトクチタケ。

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まだ幼菌です。

 

ちょっと苦労しましたが、

桃山山頂に到着。

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展望はありません。

代わりかどうか分かりませんが、

山頂から南西に10分ほど下った辺りに

展望の良い場所が整備されています。

 

ここでお昼にしました。

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手前の町が原谷。

この日は霞んでいたので、

あまり見晴らしがよくありませんでしたが、

右端には桂川の水面も見えました。

 

休憩後、15分ほどで次の吉兆山に到着。

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ここも展望はありません。

 

ここから沢山を経由して下山予定でしたが、

進むべき方向を間違ってしまいました。

道が徐々にカーブして北上していたのに、

西進していると思い込んでいました。

徐々に道が消えてきたので、

おかしいと思い吉兆山山頂まで引き返し、

無事沢山へ向かいました。

 

途中、3月の下旬ぐらいに咲くコバノミツバツツジ

狂い咲いていました。

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このところ暖かったので、

勘違いしたのでしょうね。

 

吉兆山から50分ほどで

沢山に到着。

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ここも展望はありません。

少し疲れていた娘にお菓子の燃料補給をし、

下るだけの下山を楽しみました。

 

アカマツが枯れ続けていた道中ですが、

 沢山の山頂付近はなぜかアカマツ

枯れてない。冬の気温?なんでしょう?

この枯れ続けるアカマツは何とかしてもらいたいです。

 

途中のビューポイントで少しだけ景色を楽しみ

下山しました。

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いつでも来れる距離の近所の山ですが、

程よく歩きごたえがあり、

景色も楽しめるので、

パトロール兼ねてまた来よう。

大文字山(蹴上~火床~銀閣寺)

久しぶりに蹴上から大文字山を歩いてきました。

今回も一番下の娘と二人です。

 

日向大神宮のカエデ。

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これからきれいに紅葉するんかな。

11月の気温が平年より2℃も高かったらしく、

今年は紅葉がイマイチかもしれませんね。

左下にひっそり咲いているのは十月桜です。

 

鞍馬ばりの木の根道。

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できるだけ木の根を踏まないように

歩きます。傷めてはいけないので。

 

赤い実はウラジロノキの実。

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食べられるんですが、

散々人に踏まれてるっぽいので

やめておきました。

 

先週の瓜生山(曼殊院の少し上)に引き続き、

ここ(七福思案処の少し南)でも檜皮葺きのために

檜皮が採取されているようです。

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七福思案処のヤマザクラ

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色んな色の紅葉がきれいでした。

 

ここら辺りで娘が以前より

だいぶ早く歩けるようになっていることに

気付きました。

写真を撮っていると、

「早く~!」と急かされます。

 

出発時間が遅かったので、

下山が遅くなるかもと心配したんですが、

がんばって歩いてくれたおかげで

蹴上から1時間ほどで登りを終え

稜線に出ました。

 

稜線に出てすぐのビューポイント。

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中央やや下の朱色が平安神宮の大鳥居です。

今日も市街地は大渋滞なんでしょうね。

 

山の中は、大渋滞とまではいきませんが、

時々渋滞するぐらい人が多かった。

僕には今までで一番多かったように感じます。

 

大文字山方面から来る人の中には、

12/13(日)に開かれるトレラン大会の

練習らしき人達が大勢いました。

京都トライアスロンクラブ » 東山三十六峰マウンテンマラソン

 

視野の狭い娘が気付く前に

近くまで走って来られるのですが、

娘が気付いてないと分かると

スピードを緩めてくれました。

 

でも本番の日はどうなんでしょう?

先頭争いをしているような本気の走りでは

ブレーキ効くんですかね?

見通しのいい道ならともかく、

見通しの悪い道で小さな子や

お年寄りが歩かれていたら、

衝突する可能性もあります。

 

私たちは、先週に瓜生山を歩いた際、

山中にぶら下げてあったトレラン大会の案内を見て、

あぁ、この日は絶対に来んとこ。

と思いましたが、年に数回しか山に来ない方は

この大会があるという情報を知らぬまま、

たまたま山に入って、

多くのランナーと危険な目に遭いながら

歩かれるんでしょうか。

 

いっそ、夜中にやるとか、

一般客は入山禁止にするとか、

トレラン大会が開かれることをもっと周知するとか、

もっと危険回避の手立てを講じるべきです。

何かあってからでは遅い!

事故が怖いです。

 

 

途中で20人ぐらいの団体さんに追いつきました。

20代~30代ぐらいの男女。

抜かすほどではないんですが、

ゆっくり歩かれていて、

僕たち以外にも追いついた人達が

何人もつながっています。

 

先頭を歩いている方は

山慣れた方のように見えましたが、

後ろがつながっていることには

気付いてなかったんかな?

 

僕が先頭なら、少し立ち止まって後続の人達に

先に行ってもらいます。

そういうルールはありませんが、

マナーではないでしょうか。

峠道の車の運転でもそうですよね。

遅い車は後続車に道を譲るのがマナーです。

 

ま、おかげで早く歩きたがる娘のペースを

抑えられてよかったんですが、

他の方達はちょっとイラついておられるように

感じました。

 

蹴上から1時間半ほどで

山頂に到着。

ちょうどお昼すぎ。すごい人の多さ!

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まあまあ霞んでいます。

 

しかし早かった!

空身とはいえ、

周りを歩いておられる大人と

変わらないペース。

でも、ちょっと飛ばしすぎたようで、

後半は疲れていました。。。

 

お昼のサンドイッチもサッサと食べて、

まだ食べている僕に

「もう行こうよ~!」

って、待ってぇな・・・。

 

山頂から火床へは15分ほどで到着。

反対に、火床から山頂へ行く場合は、

登りなので20~25分ほどかかります。

 

火床もすごい人!

ハイキングブーム、きてますね!!

 

火床上部から北西。

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 手前の紅葉がまあまあきれい。

中央下の五角形みたいなのは八神社。

その右上(北)にバプテスト病院。

さらに北には妙法の法の字が見えます。

 

火床上部から西。

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 街にある緑は、手前左から金戒光明寺

少し右上に吉田山。

その上(西)に京都御苑

すぐ右(北)には相国寺

御苑の左上(南西)には二条城。

御苑の少し向こう(西)には双ヶ丘(雙ケ岡)。

その向こうの山は嵐山か烏ヶ岳か。

 

京都御苑の広さがよく分かります。

 

火床の「大」の字の左のはらいの先端辺りから。

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中央の一番高いところが愛宕山

こうしてみるとデカイです。

 

下山はあまり渋滞せず、無事下山。

5、6時間ぐらいかかるかなと思っていたら、

何と3時間弱で下山。

まあまあ飛ばしたので娘は疲れてはいましたが、

だいぶ早くなりました。

 

先日の比良山敗退が悔しかったようで、

この日も比良山に行きたいと言うてたんですが、

また来年の春に行こうねとなだめて大文字山にしました。

これやったら来年は比良山(武奈ヶ岳)行けるな。

と言うときました。

 

下山後は、銀閣寺キャンディー店で

パインジュース大(50円!)を二人で

堪能しました。うまかったぁ!!

tabelog.com

 

しかしこの日は人が多かった。

僕が見た中では最多。

 

この大文字山愛宕山で終わることなく、

ぜひ他の山も歩いてもらいたいです。

 

大文字山愛宕山以外の山では

相変わらず静かなはずです。

静かな山にこそ魅力があります。

 

こんな本や地図でも購入して、

歩いてみませんか。

 

他にこんなんもありますよ。

 僕が鞍馬山について書いていて、

写真も提供しています。

 

日本森林インストラクター協会選定 日本の森100

日本森林インストラクター協会選定 日本の森100

 

 

 今度はどこへ行こうかな。

瓜生山

3連休の中日、

家族で瓜生山に行ってきました。

 

今回は二手に分かれて、

バプテスト病院裏から入山組と

曼殊院の横から入山組に分かれました。

 

妻と上二人をバプテスト病院近くで下ろし。

僕は娘と曼殊院の近くに駐車。

曼殊院の横から入山。

 

林道を少し登ってヒノキ林。

樹皮がめくられていました。

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檜皮葺きに使うんかな。

 

林道はあまりおもしろくないので、

たまたま見つけたけもの道を

近道に使ってみました。

 

距離は短縮できました。

ちょっとだけ時間短縮できたかな。

 

林道を登り切ると、広場に出て、

そこから登山道を尾根歩き。

 

林道で登りが続いていたので、

平坦な登山道で

娘はスキップしていました。

踏み固められていて歩きやすいね。

 

曼殊院から約1時間で瓜生山山頂に到着。

バプテスト組は10分ほど前に到着したようです。

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ここに瓜生山城の本丸があったんでしょうね。

広い平坦な場所は人間が関わっていた証拠です。

山頂広場の南側から少し下りた所にも

水平な場所がありました。

何か建物があったんでしょうね。

 

山頂でゆっくり昼食をとり、

下山する雲母坂へ向かって出発。

 

山頂から少し下った道。

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落ち葉の道です。

 

紅葉は所々していたんですが、

お見せできるような写真はありませんでした。

まぁ全体的にはこんな感じです。

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少し歩いて動物の糞。

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タヌキの溜め糞でしょうか。

カキの種がたくさんあります。

 

曼殊院へ向かう林道の分岐で

マウンテンバイクの集団が休憩していました。

最後に比叡山側から下って来た1台が

坂道を下りてきて広場で急ブレーキ。

先頭を歩いていた娘がびっくりしました。

 

慣れた方達のように見えましたが、

登山者にとっては危険以外の

何者でもありません。

 

八瀬からケーブルで上がれて、

後は下りてくるだけですので、

楽なんでしょうが、

登山者にぶつかったりしないのは当たり前。

少しでも恐怖を感じさせることがないよう

くれぐれも注意してもらいたいです。

自転車と言えど、スピードが出ていれば凶器です。

万が一ぶつかって、相手が子どもで、

打ちどころが悪ければ大事故になります。

 

前にも書きましたが、ケーブルに

マウンテンバイクを載せるの

何とかなりませんかね。

 

雲母坂へ向かって少し登ります。

倒木にヒラタケ。

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こんな小さなのが一つだけでしたので、

そのままにしておきました。

群生していたら、もちろんいただきます。

 

お茶の花としても使われる

サルトリイバラの赤い実。

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こんなにたくさんあるのは珍しい。

 

別角度から。

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たくさんあったので、

せっかくですので少しかじってみました。

少し甘みはあるものの、

中身はスカスカでおいしくはありませんでした。

 

別名の「山帰来」について

興味深い記事。

山帰来

色んな説があり、

この赤い実に薬効があるものと思っていましたが、

薬効があるのは根茎のようですね。

 

 

一周トレイルの分岐でバッタ。

何の幼生でしょう。

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水飲対陣碑近くのビューポイントまで

向かいます。

ここから水飲対陣碑まで久しぶりに

歩きましたが、何度かアップダウンを

繰り返すんですね。

一度だけだったような記憶でしたが、

谷の沢を3回渡りました。

 

瓜生山の山頂からゆっくり歩いて

1時間半ほどで到着。

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今日はここが最高点。

おやつを食べて下山します。

 

修学院離宮の東端(?)に出会った辺りで

「尾根道」と書いた小さな看板を発見。

雲母坂の谷道は狭くて石がゴロゴロしていて

好きやなかったので、迷いなく尾根道を下山。

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とても快適でした。

いつもの谷道の上を歩きます。

今度からここを歩く時は

この尾根道を歩こう。

 

登る場合は、

この堰堤のような場所から左後方を見ると

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こんな階段があります。

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ここを登ると尾根道です。

何も書いてありません。

 

出発から休憩含めて

約4時間。無事下山しました。

 

最近は上二人が山へ行きたがらず、

家族で山を歩くのは久しぶりでしたが、

年に1,2回は家族で山を歩こう!

 

奥の深谷 右岸~左岸(古道標~奥の深谷~牛コバ)

坊村から奥の深谷へ行ってきました。

今回も単独です。

 

坊村から牛コバへ向かう林道を歩き、

途中、シャクシコバの頭の南西尾根に

取り付き、古い標識(「古道標」)から

奥の深谷右岸を歩き、奥の深谷に着いてからは

左岸を牛コバへ下りるルートです。

 

御殿山の中腹。

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雨上がりなので、

雨がだいぶ葉を落としたようです。

 

シャクシコバの頭の南西尾根に

取り付きから入山。

 

すぐに小屋があり、周辺に

アスナロが植えてあるようです。

特徴ある葉がたくさん落ちていました。

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ヒノキの仲間で、

葉裏の白い気孔帯がWに見えるのが特徴です。

同じくヒノキ科のサワラは、

葉裏の白い気孔帯がXに見えます。

ヒノキはYに見えます。

WXYで覚えやすいです。

 

今年3回目の古い標識(「古道標」)。

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今回は「大モミを経て大橋小屋」への

ルートです。

 

少し進んで枝の小さな通せんぼ。

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通行止めならもっと強く警告してあるはずです。

「行くな」ではなく、

「行けんことはないけど、知らんで」

という意味なのかなと思いました。

 

歩きにくいことはどなたかのブログで見たような

気がしますが、どんな道か見てみたい。

あかんかったら引き返そう。

探究心です。

 

落ち葉がだいぶ降り積もっていて、

この土日は誰も歩いていない感じでした。

いや、先週も歩いてないかも。

 

5分ほどで「大モミ」らしき大きなモミ。

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その直下に至る道が谷のトラバースになっていて、

少し怖かったです。

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中央に落ち葉が積もっている

獣道のようなトラバース。

後から思えば、ここは大したトラバースではないので、

ロープもありません。

 

大モミ直下の太い根。

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競輪選手の太もものように感じました。

巨体を支えるにはこれぐらい太くないと

いけません。

 

トラバース以外の道は歩きやすかったんですが、

崩壊中の谷のトラバースがとにかく怖かった。

2つ目のトラバース。

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どこを歩けって言うんですか。。。

 

子ども達と山を歩く時、

ロープはあくまで補助。頼らない。

とよく言うんですが、

ここでは頼らないと滑落です。

 

斜面に左手をつき、

右手はロープを離せません。

久しぶりに足が震えます。

 

渡りきってから、

あぁ、怖かった。。。

緊張と解放。

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写真では伝わらないと思います。

 

落ちても途中で止まる。

と自分に言い聞かせましたが、

大した根拠はありませんでした・・・。

 

次のトラバース。

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ここもまあまあ怖かったんですが、

まだましやったような・・・。

 

ほんまの獣道のような細い道幅で、

その上に落ち葉が降り積もっているので、

足の踏み場が分かりません。

 

ザトウムシの触覚のように

足で足場を探ってから体重をかけつつ

移動していきます。

細い道幅な上に崩壊中の谷なので、

足が置ける場所が限られています。

 

手はロープをつかむしかない箇所もあり、

でもそのロープがゆるゆるで、

ピンと張らすために何重もロープを

右手に巻きつけ、少し進むたびに

そのロープを解きながら進む。

そんなんやったことなかったんですが、

切羽詰まったら自然にできました。

 

最後のトラバース。

この時は最後とは知らず、

もうイヤや~!!

でも引き返すものイヤ・・・。

渡りきってから、ドロドロの手で

撮影しました。

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ここも画面左の方からトラバースしてきたんですが、

正解は、一旦下りてからトラバース。

その方が楽でした。

どうせ上の方は崩壊してますので。

 

ここで谷を少し下りる途中、

立ち木に手をかけると、

それが枯れ木で

バキバキッと音を立てて

倒れていきました。

そしてその根で

後頭部をガツン!

 

枯れてだいぶ経っている木だったようで、

幸い衝撃は大したことなく

ケガもなくてよかったんですが、

ちょっとびっくりしました。

 

最後のトラバースを終え、

進行方向へ振り返ると、

なんや広い道やないか!

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普通の登山道に出た感じでした。

踏み跡もしっかりしてる。

ここで引き返す人が多いんかもしれません。

それが正解です。

 

木が倒れて歩きにくいところもありましたが、

徐々に沢の音が大きくなり、

古い標識から1時間ちょっとで

沢が見えました。

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これで一安心。

 

さて後は、この道がどこに出るか。

答えは、牛コバからの左岸を高巻く登山道、

その道が沢に出会う場所のすぐ近くに出ました。

なんややっぱりここか~。

 

それが分かればもういいです。

面白かったんですが、

この道は二度と通らない道に

リストアップされました。

特に落ち葉が多い季節から

雪が完全に溶けるまでは無理でしょう。

 

この日は晴れる予報でしたが、

昼前から雨。

大した降りではなかったんですが、

昼食はモミの木陰でとりました。

 

帰りは牛コバへ続く奥の深谷左岸を

高巻く登山道。

 

昭文社の地図には

危険マークがあり、

以前は少し怖かった箇所も、

午前中のトラバースの連続に比べれば、

全然大したことない!

 

ロープが渡してありますが、

一度もロープに触らずに渡れました。

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雨が降ったからか、

涸れ沢に水が。

 

上を見るとこんな滝でした。

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以前はこの道の特に下りが

少し急でイヤでしたが、

午前中のトラバースに比べれば、

全然大したことない!

踏み固められていて

歩きやすい登山道だということが

よく分かりました。

 

ジグザグの九十九折は、

少し分かりにくい箇所もあるので

注意が必要ですが。

 

さて、この日の目的は

奥の深谷右岸の道を歩いてみることと、

先週に引き続き、ナメコ採り!

まあまあいただきました。

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落ち葉をかぶったナメコ。

これは少し古い。

傘の裏側のヒダが白ければ新しい。

古いのは茶色く変色しているので、

採りません。

ヒダが白くても、ナイフで切り取った

柄(石づき)が茶色く変色していれば

古いので持ち帰りません。

柄が白いのを選んで持ち帰りました。

 

こんな高いところにも生えていて。。。

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梯子があればなぁ。。。

と、あきらめたんですが、

帰宅後ネットで見ていると、

ナタを持って行って、

木の枝先を削ってナイフ状にし、

それで削り落とせばいけるようです。

なるほどね!

 

ストックの先にナイフつけるものええな。

色々アイデアが浮かびました。

 

しかし誰も採らへんのやなぁ。。。

毒キノコと間違えたら怖いからかな。

こんなミズナラの倒木もそんなに残っていないので、

採れるのもあと数年かもしれません。

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それまではおいしくいただきます。

 

今回はキムチ鍋に入れていただきました。

ナメコの風味を味わうには

キムチの味が強すぎたかな。

でもうまかったです。

 

あと、ナメコおろしにもすればよかった。。。

また来年!

 

古い標識(「古道標」)から

奥の深谷右岸を通る道は、

全くオススメできません。

谷や沢のトラバースが大変です。

谷や沢が崩れてきていてるためです。

もし通られる際は、くれぐれもご注意ください。

 

翌日から3日間ぐらい、

左腕が筋肉痛でした。

ロープや木の根を必死につかんで

いたからでしょう。

ほんま大変でした。。。

口の深谷~シャクシコバの頭(比良山地)

先日、長女と歩いたシャクシコバの頭南西尾根、

五差路の古い標識(「古道標」とヤマレコやネットでは

書いてあります)のある分岐から

口の深谷へ下り、シャクシコバの頭まで

行ってきました。今回は単独です。

 

今回も坊村から牛コバ方面への林道を歩き、

途中のシャクシコバの頭南西尾根の取り付きから

入山。

 

林道途中から御殿山。

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ええ感じで色づいています。

 

周りの常緑樹が額縁のような

コハウチワカエデ(たぶん)の紅葉。

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 立派なアカマツの周りも紅葉。

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根元にはエビフライ。

リスがいますね。

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倒木更新。先日のとは別角度から。

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今度は何種類の、何本の木が芽吹いているか

数えてみましょうかね。

 

倒れたアカマツの周りはこんなんです。

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ヤマレコやネットでは「古道標」と書かれている

古い標識に到着。取り付きから20分ほど。

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今日は欲張りにも

口の深谷と奥の深谷の両方を行こうとしております。

 

標識から口の深谷へ下って

沢へ出ました。

予想通り、美しい沢です。

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水がたまる場所にはたくさんの落ち葉。

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ゴミなんて一つもありません。

 

行けるとこまで遡上してみよう。

この奥、右に曲がってるけど、

何があるんやろ。。。

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流木が引っかかって橋のようになっています。

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この自然にできた橋の少し上流に

わりと大きな滝がありました。

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帰宅後、ネットで調べると

沢登りの記録に13m滝と出ていました。

これのことでしょう。

 

近づいてみました。

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沢登りの人達はこの滝を登るようですが、

僕は怖くて登れないので高巻きます。

少し下流から急斜面をよじ登りました。

 

高巻き中に見た滝。

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登山道ではないのでちょっと怖い。

 

途中にうっすら踏み跡。

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古い道? けもの道?

 

トラバースして、下りて行くと

何と滝の少し上。

そら見に行かな!

 

流れ落ちる前のゆったりした流れ。

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流れ落ちるところ。

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滝の真上から手を伸ばして撮影。

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滝の少し下流。

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あの自然にできた流木の橋も見えます。

 

滝ウォッチングはこれぐらいにして

進みます。

 

美しい谷です。

いい時期に来れました。

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鳥の羽が散らばっていました。

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あの青い模様はカケスですね。

鳥を食べるタカ、オオタカにでも

やられたのでしょうか。

食う、食われるの戦いの場です。

 

立派な炭窯跡がありました。

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つい50年ほど前まで

使っていたような感じがします。

普通はここまでしっかり石組みが残っていません。

 

もう一基、炭窯跡がありました。

これほど立派ではありませんでしたが。

 

炭窯があったということは、

ここでできた炭を里まで運んだ道があるはずです。

重い炭俵を運ぶには、急な坂道では運べません。

いい道があるのではと期待しましたが、

沢から少し上がったところで

薄い踏み跡は分からなくなってしまいました。

 

こんな滝もあり、この滝を巻いても

また滝がありそうです。

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この滝を最後に尾根に上がることにしました。

 

こんな急斜面をえっちら登っていきました。

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この斜面含め、高巻いたり急降下したり、

木の枝や幹、根をつかんだり

おかげで翌日は肩や腕が筋肉痛になりました。

 

稜線まで登ってきました。

スギの根元にクマ剥ぎ。

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やっぱりクマはいますね。

 

今日は一人だったのもあり、

林道を外れてからずっと

たまに大声を出しながら

クマに鉢合わせしないよう

気をつけました。

 

尾根の紅葉はきれいでした。

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ウリハダカエデの落ち葉かな。

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尾根に出たので、このまま下って、

またあの標識まで戻ろうかと考えましたが、

どうも尾根の感じが違う・・・。

 

間違って支尾根に下りて失敗したことが

何度かあります。

その経験を活かし、さらに向こうにある尾根まで

登ってみました。

 

ビンゴ!

やっぱりさっきのは支尾根で、

こちらがシャクシコバの頭の南西尾根でした。

 

せっかくですので、シャクシコバの頭まで

上がってみたくなりました。

先日娘と途中で敗退しましたので。

 

それと、少し前に購入した

高度が分かるCASIOの腕時計。

[カシオ]CASIO 腕時計 スタンダード SPORTSGEAR スポーツギア SGW-300H-1AJF メンズ

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 これの標高が正しく表示されるか

試したかったのもあります。

 

結果は、シャクシコバの頭が1121m。

腕時計は1125m。

¥5,804にしてはやるやないか!

計測が5m単位なので、上出来です。

 

ただし、どこかで正しい標高にセットしておく

必要があります。

僕は自宅でセットしただけでしたが、

よい結果でした。

気圧の変化によって表示される標高が変わるので、

雨が降りそうな時などは、同じ場所にいても

標高が変わります。

あくまで参考程度にしか考えていません。

地図を読む際の参考にしています。

 

同じCASIOのプロトレックは

2,3万しますが、

何分の一かの価格で大体の標高が分かれば

大助かりです。

見た目は価格なりですけどね。。。

 

シャクシコバの頭から南に向かう尾根。

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奥は堂満岳でしょうか。

 

シャクシコバの頭から武奈ヶ岳

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人影が見えます。

そんなに遠くない感じですね。

もちろん、今日は行きません。

紅葉はもう終わっていて、

落葉樹は葉を落としているようです。

 

シャクシコバの頭で昼食をとり、

南西尾根を下山しました。

 

途中、尾根が広くなった辺りで

支尾根に下りかけましたが、

見たことがない大きなスギに出会い、

こんなスギあったっけ?

と思い、周りを見回すと広い尾根の中にいて、

少し北にそれてしまったようなので、

正しい道へ復帰。

 

復帰途中にクマの冬眠穴らしきものを

発見!

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雨風や雪がしのげそうな穴でした。

 

そして、正しい道に復帰後、

ザックのベルトにつけていた

万歩計を失くしたことに気付きました。

 

すぐ見つかるだろうと元来た道を

最後に確認した場所まで引き返しましたが、

見当たらず。1時間ほどロスしました。

落ち葉に埋もれてしまったんでしょうね。

1年半ぐらい共に過ごしたので、

とても残念でしたが、諦めました。

 

このロスタイムもあり、

奥の深谷には行けませんでした。

 

さて、この日の目的の一つ、

ナメコ!

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ありました。いただきました。

少量ですが、古くなってなさそうなのを

選んで持ち帰りました。

 

夕食のトムヤンクンに入れて食べたら、

まぁうまいっ!!

子ども達は誰も食べないので、

妻とおいしくいただきました。

 

それから、これがたくさん落ちている場所が

ありました。

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オオウラジロノキの実です。

小さなリンゴみたいで、

かじると甘酸っぱいんですが、

とにかく渋い!

 

以前から見つけるとたまにかじっていて、

食べるもんやないと思っていたら、

知らなかったんですが、

果実酒にするといけるそうです。

 

ナメコと時期が重なるとは、

一石二鳥やないか!

来年は両方いただきます。

 

急な下りで踏み跡少なく

古い標識まではズブズブで

歩きにくかったですが、

無事林道まで下山しました。

 

最後に、林道脇にあった

イタドリの実。

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規則正しく並んでいるからか、

美しく見えます。

これは食べませんよ!

 

今度はあの古い標識から

奥の深谷へ行ってみよう。

(ところが、ところが、

 とてもオススメできないルートでした。

 次回のお楽しみ。)

比良山地(シャクシコバの頭 南西尾根)

一番下の娘(5歳)と比良山地に行ってきました。

坊村から牛コバ方面への林道を歩き、

シャクシコバの頭に至る南西尾根を歩いて、

好調ならそのまま中峠から武奈ヶ岳まで行けたらええなと

考えていましたが・・・。

 

林道から御殿山。

山腹が紅葉し始めています。

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期待が膨らみます。

 

林道上にたくさんのアカメガシワの種。

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なんとのう、きれいに感じました。

 

近くにテントウムシ

かと思ったら、

ヒメホシカメムシの幼虫。

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近縁のオオホシカメムシにとてもよく似ています。

成虫は、背中の模様で判別できるんですが

(目玉模様が翅の縁まで届いているのがオオホシカメムシ)、

幼虫は判別不能。と思ったら、触覚の白帯の長さで

判別できるようです(成虫も)。長い方がヒメホシカメムシ

でもこれも個体によって差があるので一概には言えないようです。

アカメガシワ・クワなどの花や果実を食べるようです(幼虫も)

 

なるほど、たしかに大量のアカメガシワの種が落ちてたわ!

幼虫のまま越冬するのんかな。

無事に春を迎えてほしいです。

 

牛コバの手前、一つ目の橋を渡ったところから

シャクシコバの頭に至る南西尾根にとりつきます。

ここは今年の夏、大橋小屋付近の天然プールへ行く際、

僕が上の子二人を待たせて偵察に登った道です。

途中まで10分ほど登って、

大橋小屋へ向かう道が見当たらなかったので、

そのまま引き返して牛コバからの道を

大橋小屋まで進んだんですが、

偵察した限りでは踏み跡くっきりの歩きやすい道でした。

 

なので、シャクシコバの頭まで踏み跡くっきりかと

思ったんですが、くっきりだったのは途中の分岐まででした。

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支柱に昭和59年と書いてあるようです。

31年前。古い標識です。

5方向に行ける森の交差点ですが、

1方向は赤く塗りつぶしてあります。

崩落でもしているんでしょうね。

 

この支柱は立てかけてあるだけですので、

方角はまともではありません。

この標識に書かれていないシャクシコバの頭を目指したんですが、

おかしいなと気づくまで10分ほど大橋小屋に向かって

歩いていました。

 

シャクシコバの頭に至る南西尾根は、

子連れで行くような道ではなく、

踏み跡少ないけもの道。

テープが巻いてありますが、

歩いている人はほとんどいないようで、

この日は誰とも会わず。

傾斜が急な上に、踏み固められていない斜面は

ズブズブで歩きにくかった。

 

標高700m付近でお昼を食べて敗退となりました。

 

娘に武奈ヶ岳付近のきれいな紅葉を

見せてやりたかったんですが、

紅葉のピークは前の週(10/17,18)だったようです。

残念!来年は別の道から登ろう。

 

帰り道、めずらしく太く元気なアカマツ

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こんな立派なのは京都市街地周辺には

もうありません。マツ枯れでかなりやられています。

 

これは倒れたアカマツの倒木更新。

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スギが大きくなっていますが、

他にも何種類もの苗木が育っています。

倒れたアカマツを踏み台にして

大きく育ってほしいです。

 

しかし、この日は風が強くて寒かった!

帰宅後確認すると、木枯らし1号だったようです。

これから秋本番。まだまだ秋の山を楽しみます。

 

天狗岩(湖南アルプス)

一番下の娘と湖南アルプス

天狗岩に行ってきました。

 

新名神高速から見える

岩のゴツゴツした山です。

 

以前、学生時代のバイト仲間に連れてもらい、

子ども達と来たいなと思っていて

ようやく実現しました。

 

が、しかし。。。上二人は最近は

山に行きたがらず、一番下と二人で

歩いてきました。

 

大津市の上桐生にある駐車場(¥500/日)に

車を停め、鶏冠山方面に向かいます。

 

ムラサキホウキタケ。

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いつ見てもサンゴのように感じます。

図鑑には食べられるとありますが、

食べようと思いませんねぇ。。。

 

ヒヨドリバナ

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セセリチョウの仲間が吸蜜中なのが

分かりますか?

真正面で見にくいので、

葉にとまっったところ。

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イチモンジセセリ

後ろ羽裏の銀紋が一文字に並んでいるためです。

 

川沿いの道が多かったので、

防水ではない娘の靴を濡らさないよう

時々抱っこしながら歩きました。

 

出発から1時間半ほどで

ようやく目指す天狗岩が見えました。

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まだ30分はかかるな・・・。

 

ネズミサシに実がついていました。

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ヨーロッパ産のこれはお酒のジンの原料になります。

ジンのラベルにはこのネズミサシの絵が描いてあるものが

いくつかあります。

 

少し近づいてきた天狗岩。

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周りにもゴツゴツした岩が増えてきました。

 

突き当りの分岐に出ましたが、

鶏冠山には寄らず天狗岩に向かいます。

 

出発から2時間ちょっと。

天狗岩に到着しました。

天狗岩からの眺め。

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左に新名神高速道路

琵琶湖の向こうに比叡山

京都の東山の連なりも見えます。

快晴ではありませんでしたが、

景色はとてもよかったです。

 

ちょうど僕らが天狗岩に登る前におられた

親子連れと「ヤッホー」合戦を

楽しみました。

 

同じ道を下山するのは辛そうだったので、

以前来た時と同じ道で下山することにしました。

狛坂磨崖仏経由です。

結構な遠回りですが、子連れなので

急な箇所や大きな渡渉がないのが分かっている

この道にしました。

 

天狗岩のすぐ近くにシコクママコナが

咲いていました。

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ミヤマママコナかと思いましたが、

下唇にある二つの斑紋が黄色だったので

区別できます。

このページが参考になりました。

 

天狗岩から狛坂磨崖仏まで約1時間。

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近くにあった看板には

史跡に指定されており、

奈良時代後期に渡来人によって

造られたものと考えられる。

とのこと。

山にこんなありがたいものがあると

びっくりします。

 

ここから登り始めた駐車場まで

さらに1時間かかって

下山しました。

 

実は登り始めたのが14時頃。

下山は18時過ぎ。

久しぶりの失敗です。

何もなく無事下山できてよかったんですが、

計画性なさすぎで遭難の可能性があり

危険です。

遅くとも16時には下山しないと

いけません。

みなさまもお気をつけください。

 

でも娘はある程度楽しんでくれたようで

よかった。

また行こう!