鷹ヶ峰、鷲ヶ峰
12/23(祝)、二男と鷹ヶ峰、鷲ヶ峰に
行ってきました。
長男にも声をかけたのですが、
「寒いから行かへん」とのお返事。
うぬぬぬぬぬ・・・
そんなこと言わんように
山に連れてってんのにぃ・・・
まぁ、ええっか。
無理強いしてもしょうがないので、
二男と二人で行くことにしました。
今回は、以前妻の母と子二人を連れて
迷ったので、そのリベンジです。
さすがに12月下旬となると
落葉樹はすっかり葉を落としているのですが、
こもモチツツジはきれいに紅葉していました。
まもなくこの葉はシワシワ、チリヂリになるのですが、
春に新しい葉を開く頃までしぶとくついています。
毛が多い葉なので、防寒になるのでしょうか。
鷹ヶ峰の中腹から見た京都市街地。
この日はとても空気が澄んでいて、
景色がきれいに見えました。
鷹ヶ峰山頂の少し手前で西に折れる
分岐があり、その道を通って
鷲ヶ峰に向かいます。
この両山はアカマツがとても多いんですが、
マツ枯れにやられている木が非常に多い!
たぶんこの夏〜秋に枯れてしまった木も
多いことでしょう。
こんだけ枯れると対策のしようがない
気がします。
数年前に枯れたと思われる
アカマツの倒木が道をふさいだり
トンネルになっていることも多いです。
その倒木の上にあった
イタチと思われる糞。
カキの種が見えます。
鷲ヶ峰の山頂へ行く人があまり
いないのか、最後の分岐からは
特に倒木が多くて歩きにくいです。
鷲ヶ峰山頂はなだらかなピークで、
この札がなければ通り過ぎてしまいそうです。
以前はここを通り過ぎてまっすぐ進んで
しまったため東北方面へ下りてしまい、
民家のお庭に迷い込んでしまったのですが、
目標地点であるほぼ真北の川と道路の三叉路を目指して
山頂手前から北北西に向かう細い踏み跡を
たどることにしました。
残念ながらその踏み跡はすぐに
消えてしまいましたが、
獣道らしきわずかな踏み跡たどって
まずは傾斜が緩やかな北北西を目指し、
ある程度下って傾斜がきつくなってくる頃に
北へ進路を変えつつ下っていきました。
人工林が多かったのですが、
林床に生えている低木が
幹の途中でボキッと折られていて、
それが二男の目の高さ辺りに
枝が飛び出していて危なかったです。
おそらくシカの仕業です。
葉か実を食べるために枝ごと
ボキッと折ってしまうんです。
そんなかわいそうな木がとても
たくさんありました。
そんなことをすれば木が死んでしまう
可能性が高いのに、シカにはそんなことは
関係ないのでしょう。
何度も書いていますが、
このままシカが増えるのを放置していれば、
10年後、20年後に日本の山がどのようになるか
とても心配です。
傾斜のできるだけ緩いところ、
歩きやすいところをコンパスを見ながら
下っていくと、目標地点の少し上流に
下りることができました。
途中、雪が降り始め、
二男は積もらないか心配していましたが、
ほとんど大変な思いをせず、2時間ちょっとの
楽しい山歩きになりました。
今度は目標地点から逆に歩いて
みてもいいな。