皆子山
5/13(日)、子二人と皆子山に行ってきました。
京都で一番高い山です(971.5m)。
昨年の同時期にも行ったんですが、
出発時間が遅かった上に、
渡渉をなめていたため、
予想以上に時間がかかりました。
さらに、後半道に迷い、
下山が18時半ぐらいと大変でした。
昨年の記事はこちら。
今年はまともに歩こう!
と心に誓っていたので、
ほとんど道草せずに、
黙々と歩いたおかげで
15時半に下山できました。
コースは、足尾谷〜ツボクラ谷〜
山頂〜寺谷という一番ポピュラーな
ルートです。
トータル6時間半ぐらいかかりました。
足尾谷の新緑がきれいでした。
9時すぎから登り始めると、
10人ぐらいのパーティーが前後に
計2組おられたので、大きな渡渉箇所では
多少渋滞したものの、子達が川を渡るのに
手を貸してくださったりして、大変助かりました。
ありがとうございました!
昨年は出発時間が遅かった上に、
大きな渡渉2箇所に時間がかかってしまったので、
ほとんど人に会いませんでした。
今回はにぎやかに歩けて安心できました。
何度も渡渉を繰り返すのですが、
今回僕は靴を水に濡らすことなく
歩けました。
上の子は足を滑らせて
足首上ぐらいまでまともに両足を
川につけてしまいましたが、
下の子はほんの少し濡れただけでした。
何度か手を貸していただいたおかげです。
ほんまに助かりました。
前後に歩いておられる大人が
多数おられるので、休憩はあまりせず
どんどん進みました。
途中で何度も見かけた
ニリンソウの花です。
山菜としても食べられるようですが、
数が少ないことと、猛毒のトリカブトに
よく似ているので、摘んだりせず
見るだけにしています。
大トチで小休止し、
一気に頂上まで上がります。
トチノキの大きな葉がきれいでした。
途中で見つけたトチノキの
稚樹がかわいかったです。
トチノキのすぐ根元で生えていたので、
トチノキの稚樹かと思いますが、
コシアブラにも見えますねぇ・・・。
山頂近くの急傾斜、直登30分近くは
キツかった!
でも何とかお昼過ぎに着くことができました。
山頂は風もなく日なたでは
暑かったです。
おかげで子らの靴がある程度
乾きました。
武奈ヶ岳と蓬莱山がくっきり見えたのですが、
撮影し忘れました・・・。
帰りは寺谷ルートを下ります。
キツイ坂を上ってきた分、
帰りの下りも傾斜がキツく
所々にロープがあります。
少し下ってからは、また沢沿いの道を
歩いていきます。
上りほど川幅が広くないですし、
渡渉も慣れてきたので、楽々
渡りながら下っていきます。
足尾谷に車を停めてあるので、
下山する平からは歩かないと
いけません。
昨年、トンネルを含めて30分ぐらい歩くのが
疲れたので、今年はバスに乗ろうと
時間を調べてきました。
15:43がその時間です。
それに間に合うように、途中から
子達を急かします。
トンネル歩くよりバス乗りたいやろ〜?
と言うと、張り切って歩いてくれた
おかげか、山頂から1時間半ほどで
あっけなく林道まで出てこれました。
去年はさんざん苦労したのに・・・。
まだ時間はあるので、林道をゆっくり
道草しながら歩きました。
この日はあまり鳥の声を聞く余裕が
なかったのですが、沢沿いでカワガラスは
何度も見かけました。
他に、ミソサザイ、オオルリ、キビタキ
などがきれいな声を聞かせてくれました。
以前も書きましたが、
ここは初心者にはちょっとしんどい山です。
渡渉が多いですし、迷いやすい箇所もあり、
傾斜が急な箇所もあり、体力的にも
運動不足の人には難しいと思います。
昨年は遭難騒ぎもありました。
なんと13時に登り始めた若い人たちが
下山中に道に迷い、山頂に引き返して
山頂で一夜を過ごし、翌朝救助されたという
ものです(こちら)。
ライトや山岳地図などは持っていなかったそうなので、
初心者だと思われますが、山頂に引き返したのは
大正解でしたね。無理して下りてたら
危なかったはずです。
でもとてもいい山です。
今度はヒルのいな時期に別ルートで行ってみようか。