Kyoto Nature Hiking -京都の自然、ハイキング情報-

京都の自然やハイキング情報について、京都市在住の森林インストラクターが書くブログです。3児の父。親子で山も歩いています。年に何度か日本アルプスも。

ザリガニ釣り(広沢の池)

友人家族とザリガニ釣りに行きました。

嵯峨の広沢の池です。

ほんまは、海釣り予定でしたが、

当日の朝に激しい雷雨。

雨雲予想を見ると、昼過ぎまでは雨みたい。。。

片道2時間かけて雨では残念すぎるので、

海釣りはまたの機会に持ち越して、

ザリガニで手ぇ打っときました。

 

写真の真ん中から左に出島のようなところがあり、

そこにザリガニ釣りに来た親子連れがわんさかいます。

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みなさん結構釣ってましたね。

帰りに逃して帰る人もたくさん。

 

うちらも逃して帰りました。

 

帰宅後、一番下の娘(4歳)が妻に

「ねぇ、なんであれ逃しちゃったの?」

「え、あんなもん持って帰ってもしょうがないやん」

「えぇ、食べたかったなぁ。。。」

ですって!

 

思えば、海釣りに行っては釣れたほとんどの魚を食べ、

マテ貝を掘りに行ってはマテ貝を食べ、

僕が山から採ってきた山菜やキノコも食べる我が家では、

捕獲した生き物(ザリガニ)は当然食べるもんやと

考えていたみたいです。

エビ好きなもんで。。。

 

後日、あれは食べれへんねんで。

と説明したんですが、

あんなもん食べるもんやないと

思っていたんですが、

食べてる人がおられるようですね!

 

いくつかブログなどで書いている人がいました。

できるだけきれいな水で穫れたザリガニが望ましくて、

泥抜きは必要みたいですけどね。

 

matome.naver.jp

 

今のところ食べたいと思いませんが、

災害などで困ったら、食べることがあるかもしれません。

食べられるってことは覚えておこう。

 

外来種なので「食べて駆除!」と訴えている方も

おられるようですが、とても駆除できるレベルではありません。

在来のニホンザリガニは、

「かつては北日本の山地の川に多く分布していたが、

現在は北海道、青森県岩手県及び秋田県の1道3県に

少数が分布するのみである。」

ニホンザリガニ - Wikipediaより。

 

この際、色々見て勉強しました。

僕含め、多くの人が勘違いしてるであろうことを

書いておきます。

 

×食用として輸入された。

×養殖されていたものが逃げ出した。

 ↓↓

◯食用として輸入されたウシガエルの餌として

 輸入・養殖された(カエルの餌かえ!)。

 

×赤いのがアメリカザリガニで、

 茶色っぽいのがニホンザリガニ。

 ↓↓

◯ニホンザリガニは、現在は北海道、青森県岩手県及び秋田県

 1道3県に少数が分布するのみ

 

×アメリカザリガニがニホンザリガニを駆逐した。

 ↓↓

◯河川環境の悪化、採集業者の乱獲などが重なってニホンザリガニは激減。

 川の上流域や山間の湖沼の、水温20℃以下の冷たくきれいな水に生息する。

 一方、アメリカザリガニはきれいな水や冷たい水でなくても生きていける。

 汚い水が好きなわけではない。

 

×アメリカザリガニは臭い!

 ↓↓

◯実際は無臭。飼育方法が誤っているだけで、水を替えないことで

 水や食べかすがが腐っているだけ。

 

 なかなか深い!

子ども達の自由研究の題材にもなりそうです。

 

 

話は戻って、、、

どなたかおいしく調理していただけませんか?

一度食べてみたいです。