カメノテ
久しぶりに子二人と釣りに行きました。
日本海です。
結果はなんと。。。
ボウズ!!
釣れなかったのは残念でしたが、
久しぶりに海辺でのんびり過ごせました。
福井県小浜市近くの
常神半島にある神子(みこ)
というところに行き、
全然釣れそうにないので、
釣姫(つるべ)というところにも
行きましたが、、、
釣れたのはヒトデ2匹。
一つは中央に赤い斑点があるイトマキヒトデ。
たまに見ます。
もう一つはトゲモミジガイ。
初めて見ました。
パッと見、たまに釣れる普通のマヒトデに
見えたんですが、長男が
「お父さん、これ毒ない?」
と聞くので、マヒトデに毒はないやろうと思い、
エサをつけながらだったので、
現物を見ずに
「毒? ないない」
と答えて、実物を見てちょっとびっくりしました。
トゲがきれいに並んでます。
全然釣れないので、
釣りに飽きた二人は
岩場に長いこといました。
こんな灯台もあります。
釣れたのが食えないヒトデ2匹とは悲しいなと
思っていたら、
「お父さん、カメノテ食える?」
と岩場から聞いてくるので、
「食える!」と答えると、
いくつか採ってくれました。
家に帰ってから撮りました。
貝の仲間かと思っていたら、
甲殻類ミョウガガイ科。
フジツボなどの仲間のようです。
カメノテが食べられることを
どうして知ったかと言いますと、
昨年11月にスペインへ出張した際、
ガイドブックに載っていたのと、
現地のデパートの魚介類売り場で実際に
売られているのを見たからです。
でも残念ながら食べる機会はありませんでした。
見た目も気持ちのよいものではないですしね。
僕が行ったスペインのガリシア地方では
Percebe(ペルセべ)という名で高級食材だそうです。
現地で知り合ったFacebook友達に聞きますと、
ローリエの葉と共に塩ゆでして食べるそうです。
1分ほどゆで、ゆで過ぎないよう注意が必要とのこと。
クックパッドのレシピはこちら。
ここには5〜10分ゆでると書いてあったので、
その通りゆでましたが、固くはなかったです。
でも日本よりたくさんの人が食べるスペインでは
1分ぐらいだそうですので、今度は1分ぐらいで
試してみます。
見た目と違い、味はとってもおいしかったです!
カメノテ最高!
子ども達もとても喜んでいました。
自分達で採取したので、なおさらでしょう。
クックパッドには、
「貝+カニ+エビの不思議な味。
良い出汁がでるので味噌汁もOK」
と書いてありました。
少し大げさですが、貝に近いです。
また海に行ったらいただきましょう!