クリの実
10/23(土)の八丁平〜峰床山で拾ったクリの実。
ゆでて食べてみました。
先日も書きましたが、この秋、動物や昆虫達にとって
貴重な食料であるクリの実を持ち帰ったこと、
反省しております。
歩きながら1粒2粒と拾っていると、
帰る頃にはええ量になっていました。
たくさんイガが落ちてる中で、残ってる実は
ほとんどなく、たまたま少量が残っていたのを
いただきつつ、歩いていたんです。
言い訳はもうええか・・・。
でも、せっかく持ち帰ったので、ありがたく
いただきました。
僕は1粒だけ。
うまかったぁ。。。
甘さ、味ともに丹波栗に負けてません。
でも小さいのでほじくりだすのが
めんどくさい。
だから、品種改良して実の大きな丹波栗を
作り出したんでしょうね。
ほんまに品種改良したのか?
と思って検索すると、クリの実は
縄文時代から食べられていたようですね。
青森の三内丸山(さんないまるやま)遺跡から
クリの実や材としてのクリの木が多数出土した
らしい(→こちら)。
クリに限らず、山のもんはたとえ落ちているものでも
あまり持ち帰らない方がいいですね。
特に山野草。
人間が山から持ち帰ったことで絶滅した植物や、
絶滅寸前にまで追い込まれている植物が多いんです。
きれいな花が咲いているからと、根こそぎ持ち帰った
ところで根がついてちゃんと育つとは限りません。
たぶん育たない。気温が違うので。
たった一人が一株ぐらいと持ち帰ったのが
積み重なって絶滅するんですね。
おそろしや。