センニンソウの実、ホトトギスの花
近所でセンニンソウの実を
見つけました。
中央の白い歯間ブラシみたいなんが、
もっともじゃもじゃになれば、名前の由来となった
仙人のひげみたいになるんでしょうね。
ホトトギス。
大好きな花のひとつです。
きれいな色(画像ではうまく表現できていません)、
グラデーションになっています。
花びらやおしべの斑点。きれいですねぇ。
他のホトトギスに比べて、花びらが開ききらない
ところも何となく控えめでいい感じです。
秋の七草に入れたらええのに。
夏から咲いているクズなんか入れんと。
と、思うのは僕だけでしょうか。
名前が悪いんやと思います。
名前の由来は、鳥のホトトギスの胸の模様に
似てるからと言われていますが、
どう見ても似てません。
何かもっときれいな名前がついていれば、
もっと厚遇されたと思うんですが。
ちなみに、秋の七草、全部言えますか?
Wikiに覚え方が載ってましたので
ご紹介します。
“おすきなふくは”
と覚えるようです。
お:オミナエシ
す:ススキ
き:キキョウ
な:ナデシコ(カワラナデシコ)
ふ:フジバカマ
く:クズ
は:ハギ
僕の勝手な思い込みでは、
秋の七草は、春の七草に対抗して作られ、
歴史が浅い。
と思い込んでました。
実際は、万葉集の頃から秋の七草が詠まれている
ようです。
「ホトトギス 万葉集」で検索すると、
鳥のホトトギスばかりが出てきます。
その頃はまだ日本になかったのかと思いきや、
ユテンソウ(油天草)という別名で検索すると、
いくつか出てきます。
花言葉:「永遠にあなたのもの」
(2010.10.24撮影)