アゲハの幼虫
かれこれ1ヵ月半ぐらい前でしょうか。
妻に頼まれ、料理に使うためサンショウの葉を
採ってきて、葉軸から小葉を1枚ずつはずして
いるとき、葉の裏に小さな黄色い卵を見つけました。
よっしゃ、これはアゲハの卵や!
と、上の子とその卵を飼育ケースに入れ、
観察することにしました。
2週間ほどしてから、卵から目がのぞいていたと
上の子は申していました。私は観察できず。
それから間もなく、卵から小さな幼虫が出てきました。
そして、6/20にはこんなに大きな幼虫になりました。
たぶんナミアゲハだろうと勝手に思い込んでいたのですが、
こんなHP(「アゲハの幼虫の見分け方」)を発見しました。
よく見てみるとクロアゲハかもしれません。
大きくなりましたが、まだ若令幼虫なので、
これからはっきりしてくるものと思われます。
この日、上の子はさらに3匹の幼虫を見つけてきました。
アゲハの幼虫は鳥の糞に擬態していると言われますが、
上の子のように慣れれば簡単に見つかるようです。
アゲハの幼虫には寄生するハチがいます。
アオムシコバチとアゲハヒメバチが知られているようです。
飼育中でも寄生されることがあるそうですので、
じっくり観察しよう。
寄生されるのは自然なことなのですが、
どうか寄生されていませんように。
卵から孵った幼虫がだんだん大きくなって、
やがて色の鮮やかな終令幼虫になり、さなぎになって
羽化していく様は、きっとよい勉強になるはずです。
最高の教材ですね!