Kyoto Nature Hiking -京都の自然、ハイキング情報-

京都の自然やハイキング情報について、京都市在住の森林インストラクターが書くブログです。3児の父。親子で山も歩いています。年に何度か日本アルプスも。

昆虫採集(カブト採り)

8/2(月)に宝が池、
8/6(金)に近所にカブト採りに
行ってきました。


この辺りではゲンジ採りとも
いいます。
クワガタ全般のことをゲンジと
呼ぶのですが、地域によっては
コクワガタをゲンジ、
ヒラタクワガタをヘイケと
呼ぶこともあるようですが、
ゲンジと呼ぶのは関西独特のようです。


僕がカブトムシやクワガタ採りに
夢中だったのは、父の転勤で広島に
行っている小学生時代です。
広島市内ですが、裏山で各種クワガタが
結構採れました。
そんな広島から京都に戻ってきて、
この「ゲンジ採りいこけぇ」のゲンジが
いまだに違和感があります。


僕が大好きだったのは、ノコギリクワガタ
あのはさみの曲線美がたまりません。
広島では「水牛」と呼ばれていました。
最近の子ども達は見たことあるんかな?
売ってるやつ以外で。


さて、子供の頃はたくさんいた
クワガタですが、最近は減っているのでしょうか。
両日ともコクワガタ(♂)1匹ずつしか
採れませんでした。


特に宝が池は、以前の散歩で見つけておいた
樹液のたくさん出ている木であったにも
かかわらず、カナブンやヨツボシケシキスイなどの
いわゆるザコの姿も見かけません。
なんかおかしいですねぇ。
いつからなんでしょう。


それと、ライバル(親子や少年達)の姿も
見かけません。
情報交換したかったのになぁ。
カブトムシやクワガタは買うものに
成り下がってしまったのでしょうか。


オオクワガタなどの高値がつく昆虫が
減るのは分かるのですが、それ以外の
甲虫まで減っているのはなんや怖い気がします。
樹液がたっぷり出て、昆虫たちが好きそうな
匂いもプンプンしてるのに、空っぽなんです。


「クワガタ 減少」でググってみましたが、
明確な理由を示すようなものは見つかりませんでした。
1990年代後半の「オオクワブーム」でオオクワガタ
以外の大型甲虫も乱獲され一気に数を減らしたのでしょうか。
温暖化や梅雨時の集中豪雨説もありましたが、
ピンときませんね。


そもそも減っているのかどうかも
定かではないのですが、どなたかその辺
ご存知ないでしょうか!?