Kyoto Nature Hiking -京都の自然、ハイキング情報-

京都の自然やハイキング情報について、京都市在住の森林インストラクターが書くブログです。3児の父。親子で山も歩いています。年に何度か日本アルプスも。

キアシナガバチ

草刈をしていて、キアシナガバチ
頬を刺されました。
痛かった・・・。


刈った草をほかしに行く場所が
家の裏にあるのですが、
そこは草刈の時以外は近づきません。
春に草刈をした後、巣を作っていたようです。
それに気付かず、草木でぼうぼうになっていた
巣の周りをザクザク刈っていたら、
急に激痛が走り、目の前をアシナガバチ
らしきハチが飛び去って行くのが見えたので、
急いでその場を離れました。

私が周りの草を刈ったおかげで
巣がむき出しになってしまいました。
ゴメンなぁ。。。


まめに草刈をして、この辺りは
人間がいることをハチ達に
知らしめることで、ハチに刺されることは
減ると思われますが、なかなかねぇ・・・。
そんなにしょっちゅう草刈できませんなぁ。


ハチ刺されの対処ですが、
①水(なければお茶など)で刺された箇所を
 しばらく洗い流し、できたら冷やす。
②毒を吸い出す器具(ポイズンリムーバー)があれば
 使って吸い出す(なければ省略)。
 ※口で吸い出すのは危険。口内炎などがあれば、
  そこに毒が入る。
③副腎皮質ホルモン剤や抗ヒスタミン剤を塗る。
 ※アンモニアは塗ってはダメ!昔の迷信です。
④気分が悪くなったりするような症状が現れれば、
 救急車を呼んで病院へ急行する。


こんなところでしょうか。
1箇所ぐらいでしたら、すぐ治ります。
すぐに毒を水で洗い流すことが重要です。


しかし、すごい毒ですねぇ。
どれぐらい痛いかと言いますと、
採血で注射針を刺されるあのチクッ!
という痛みがずっと続く感じです。
以前、キイロスズメバチに頭を
刺された時は、誰かにずっと頭を
噛まれてる感じでした。
その時は頭だったからか、発熱しました。
小さい頃から数えると、アシナガバチの仲間と
スズメバチの仲間に5回ほど刺されていますが、
幸い、今のところアナフィラキシーショック
の症状は出ていません。


これから秋まで、みなさんも
お気をつけください。
人があまり通らない山の中は
避けるべきです。
オオスズメバチの巣でも踏み抜いたら、
えらいことです。